(06'3/22:与那国島 <2日目 >曇り時々晴れのち雨)







目が覚めると既に9時近く。夜間、一時的に目が覚めたが、泥のように眠っていたようだ。 早速、ナーマ浜へ行ってみる。今は満潮、足跡も洗い流され、新たな漂着線に打ち上げが見つかるのでは・・・?

と、予想通り、新たな漂着線に沿ってポツポツと微小貝が認められた。特に、こんな岩場だらけの浜にもかかわらず、クサカノコが前回同様、ポツポツ見られたのであった。

複数のウミウサギ系とクサカノコを沢山拾って、昨夕よりは断然良い結果。満足満足。

AMが相変わらず、中国語で占拠されていたので、試しにFM放送へ代えてみると、な〜んと、RBC・ラジオ沖縄がFMで聞けるではないか!そういえば、離島は電波状況が悪いのでFMで放送しているような事を言っていたのをかすかに思い出した。な〜んだ、コレなら昨晩、もっと聞けたのに。

雲の合間から晴れ間が覗き、これは東崎の撮影チャンス!とばかりにまずはすがすがしい比川への海岸道路を走る。海がキラキラ輝き美しい。

比川まで走るが、もう11時近い。今度こそカレーにありつかねば。ふと久部良岳を見ると、非常に美しい。これは「うりずん」と言うべきなのか?クバが開花時期の為、山肌一面に斑模様が浮き出ているのだ。
再び、南牧場を戻る。途中、与那国馬と記念撮影。可能な限り近寄るが、鼻息が荒くなるので、ちょい怖い。なんとかかんとかフレーム内に収まった・・・ばっちり!・・・ん? あれ?ボケとる・・・。その後も何枚か撮影するもボケボケ〜。どうも。フォーカスを合せる機能が壊れてしまったようだ。う〜む・・・なんてこったい!これまでじぇんじぇ〜ん壊れなかったのに、よりによって旅先で!!しかもまだ、旅が始まって2日目やぞっ!! 天気といい、こういう不運といい、俺の貧乏神を恨むのであった。




そ、そんな・・・



ま、こういう事も懸念されたし、なんといってもデジカメは充電が切れたらアウトやから、念の為にフィルムカメラを持ってきていたのだった。

久部良につくとカレー屋へ。が・・・まだ開いていない。ん?道が狭い為、ちょっと離れた場所に車を停めて、歩いて行って見る。
「3月21日から27日まで、勝手ながら休業します」
う〜む・・・。ま、いいけどさ。別にこの島特有の食べ物ってわけではないんだから・・・。

しゃあないのでそのまま祖納へ向けて走る。いつもの大きめの商店へ入るが、ま〜だパンが届いていない。あきらめて、また袋菓子と飲料水を購入。しばし走ると、なんとパン屋が!!こ洒落た自家製パンの店。な〜んか、こんな最果ての離島には似合わないと思いつつ、入店。お〜!あるある。せま〜い店内にびっしりと焼きたてパンが!惣菜パンを中心に5個お買い上げ。ようやく飯らしいものが食えるっ!

東埼に辿り着くと、少し曇ってきた。しかも、あれだけいた与那国馬が1頭もいないっ!! しゃあないので俺だけの記念撮影をし、東埼を廻ってみた。

岬先端付近から昨日行ったウブドゥマイ・ツァ浜が見渡せる。しかもツァ浜の奥にももう一つ浜を発見!! 柵の外にある大きな岩場で記念撮影し、東崎を後にした。




        

東崎展望台にて



東埼北側の海は昨日より一転、結構荒れていた。ここは多くのネット記事で、「遊泳は危ない」との意見が多い。確かに岬先端。しかも絶海の孤島であるから流されたらアウトだ。 しかし。しか〜し!俺は行くのじゃ!

久しぶりに海パン姿に変身。沖縄本島より3度近く高いので、それ程寒さは感じなかった。 海へ。インリーフといえどうねりがあった。しかし、俺は負けない!・・・ってゆ〜か、アウトリーフには出る予定ないし〜。さすがによっぽど天気が良くて波が穏やかなら別にして、絶海の孤島でアウトリーフへ出る危険はおかしまへ〜ん。 インリーフは白化現象の影響はあったのはあったのだろうが、珊瑚が元気で、昔の渡嘉敷や粟国、与那のインリーフを見るようだ。白い砂地の貝溜まりに目を凝らしてウサギ系を探しまくる。ジュズダマでもいいぞ?

あっというまにツァ浜へ到着。ここは、リーフの切れ目がある為、現在は干潮に向かっている事から離岸流に気をつけねばならない。少し深くなり、大きめの魚が見られた。予想通り、沖へ向かってゆるりと流れ始めた為、岸側へ迂回。だんだん強くなっているようであったのでツァ浜へ上陸した。

さてさて、ツァ浜の奥の浜へはどう行くか・・・?
ま、それほど離れていなかったように見えたから、陸路から行くか・・・。

が、これが失敗。前回、苦心したのが何故か思い出す結果となったのだった。沖縄の珊瑚礁では岩場が侵食されて凹凸が激しく、時折、鋭角的に尖っていて怪我する事があるが、 ここのは、鋭角的よりさらにヒレ状になっていて、足を乗せて体重をかけると、もろく崩れる場合もあり、緊張みなぎるのである。結局、残り数メートルで陸路からのアクセスは不適当と判断し、海中を歩いて浜へ。

今度こそ処女地!・・・と、思いきや、いくつもの足跡が・・・はぁぁぁ〜。 どうも、最近の与那国の浜という浜は既に先客がいたようだ。 結局、帰りのインリーフでもな〜んの収穫もなく、くやしいから、キイロダカラのごつごつしたタイプを2個持ち帰ったのであった。

エグジット後、駐車場で着替え。だ〜れもいないが、なんやアホガキどものワイワイ声が聞こえるので、よく見ると、東崎の先ほど、俺が記念撮影した岩場で下を見下ろしながらぎゃぁぎゃあ言っていたようだった。

そそくさと着替え、車に乗り込んだ時には既に太陽は厚い雲に覆われてしまっていた。

立神岩の展望台へ向かう。恐らく、明日はもっと天気が悪くなるであろう。記念撮影するなら今だ。で、展望台についたいいが、岩をバックに写すには展望台では無理。で、いつも危険を冒す男ゆえ、柵を乗り越え、アダンの木々の脇を通って崖っぷちへ。ある程度、撮影できるスペースがあり、何とか撮影。



立神岩を望む:



満足して帰っていたその時!右足が!崖に引きづられるような感覚!!ここで自殺した人の怨念か?・・・と、右足のジーンズに捨て去られた針金がくっついていたのだったおそらく、展望台周囲の立派な柵が出来る前は崖っぷちに張り巡らされていたんだろうな〜。

夕刻迫る比川の浜(ウバマ浜)を歩いてみる。前回来た時に野営した浜だ。

が、ここも足跡だらけ。な〜んもなし。しぶしぶ戻っていると、浜を与那国馬の子馬を散歩させているオヤジに遭遇。と、タズナが離れて子馬が思いっきりはしゃぎまわって走りまくり。オヤジあわてて追いまくる。一緒に連れていた犬はこれまたアホ犬で、蟹を見つけてワンワンワンワン追い回している。何度も蟹が潜った辺りで
「ほら、おいらはこんな面白いモノを見つけたよ!」
とオヤジにアピールしているのだが、オヤジは子馬を捕まえるのに一生懸命で、相手にされず。諦めて、ふたたびオヤジのもとへ寄り添っていくのであった。子馬も岩場で立ち往生し、オヤジに確保。ちょっと面白かった。

南牧場の道を走っていると、ちょいと雲間から太陽がのぞき、わずかな夕暮れ。馬が海沿いの岩場にいて、良い被写体となるので車を降りて何枚か撮影。と、奥に親子の馬を発見。 それも粘って近寄り撮影。



        

与那国風情:



車に乗り込んだ頃から雨が降り始め、一気に土砂降りに。夕飯を食いに祖納へ。例のヤシガニそばを食べられなかった居酒屋へ出向くと、夜はちゃんとしたメニューがあり、久しぶりに旨いもんを食らう事にした。
「やっぱ、カジキでしょう〜」
と、カジキ丼700円と、カジキのから揚げを食べる。まぁ、こんなもんか。 小腹が膨れたところで、満田原森林公園へ。真っ暗な公園の駐車場でしばし、車のライトをつけて停まってみた。・・・ち〜さな蛾は数匹集まったものの、お目当ての大物は現れず。 雨脚も強くなり、これはやっぱヨナクニサンは無理・・・との判断で、波音聞こえる立神岩の駐車場で車内泊した。日中は、
「今夜こそ、テント生活を!暮れ行く太陽、満天の星空、そして足元に瞬く焚き火の灯り・・・」
う〜む・・・外は土砂降りの大雨ぢゃぁぁぁ〜!!!

あっという間に与那国の2夜が過ぎ去ってしまったのであった・・・。

(06'3/23:与那国島 <3日目 >雨時々曇り)



朝から雨〜・・・久部良に戻ってナーマ浜を歩く。さすがに成果に乏しかったが、ルリカノコ数個にウサギ系数個ゲットした。
とかなんとかしている内に9時過ぎ。与那国でのオウムガイの期待は見事に裏切られ、ヨナグニサンとの出会いもちょい、まだ早かったようで、かつ、シュノーケリングもインリーフだけ・・・。ま・・・もう、ココに来る事もないかな・・・。車で島一周をし、ガソリンを満タンにし(152円/ℓ!高っ!!しかも、後日、いや〜な記事を新聞で発見!「ガソリン高騰!与那国島では145円/ℓへ」・・・ったく!観光客目当て料金やなっ!)与那国空港に10時に到着。レンタカーを返却。11時、take off。さらば、日本の最西端!! 離陸して東崎周囲の浜がちらりと見えた後、厚い雲の中へ・・・。







     
ナーマ浜:


     

ウブドゥマイ浜: こちらの打ち上げは新鮮なものが多く、艶々であった。得にジュズダマは綺麗。
 


今回の収穫:



ま、予想通りではあったが、海中で何にも見つられなかったのは残念。アウトリーフへ出られなかったのが敗因。やはり、観光客目当て的浜でもナーマ浜沖を探索した方が良かったか?



与那国國境旅団調査報告・其の弐
徘徊範囲ツァ浜・ウブドゥマイ浜・ナーマ浜・ウバマ浜
発見物微小貝
収穫微小貝







与那国踏破詳細地図











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