(06'1/29:座間味島<第3次座間味島越島隊>)



ほんとに久しぶりぶりの座間味島越島隊;
仕事場の関係で、行けるか行けぬかはっきりしないまま迎えた、自宅待機のない日曜日。なんとかその難関を潜り抜け、いざ!渡嘉敷島へ!!天気は
「全国的な晴天で、 小春日和の陽気となるでしょう〜。」
と何処のチャンネルもさも嬉しそうに言っていたが、沖縄は曇天で、小雨もぱらついていた。しかし、怒涛の大荒れで何処にも行けない(船が出ない!!)事が多い俺にとっては関係ないのだ。

泊北岸を車で通過した際、
「?」
と思った。嫌な予感が頭をよぎったが、気を落ち着けて駐車場所へ車を置いて、えっちらおっちらと港へ向かった。
やはり・・・ない。もしかしてもしかする〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「1月27日からドック入りだわさ。んなわけで、フェリーをつかっちくりくり」
との貼り紙がぁぁ!!
はぁぁ〜・・・な〜んでこんなに要領悪いんだぁ?
フェリーだったら、前回より更に滞在時間が短くなるし・・・。ダイビングも北風だし、天気わりぃ〜し・・・。

ふと、横を見ると、「クイーンざまみ」が・・・。
「座間味・・・ざまみね・・・」
ふと運行すけぢゅーるを覗いて見てみると、
出航9:00 座間味発16:20
う〜む・・・そういえば、大学生の時に鯨の調査バイトで行ってからというもの、かなり行っていない。よし、いっちょ、座間味へ行ってみるか!!

往復5000円オーバー・・・高っ!! とりあえず、コンビニに寄って朝飯を購入、船に乗り込んだ。わっし、わっしと弁当をかき込んで、ぼぉ〜っとしているうちに何時の間にか寝入ってしまった。

目を覚ますと、前島近海をつっぱしっていた。しばらくすると、想い出深き儀志布島が!先端の洞窟が小さく光って見えた。浜はど〜んと広がっており、オウムガイがありそうな雰囲気ばりばりである。う〜む・・・。





我が聖地・儀志布島:
哀しき我が聖地





ぐるりと慶良間海峡を南下し、いつも歩いている渡嘉敷島の浜が、アリガーが、リルガファが見える。う〜む、なんか転がっていそう・・・。 ええい、座間味に行くのも、きっと何かのお告げなのぢゃ!きっとお宝が!!

阿嘉島を通過。
ここも一瞬考えたが、行きは座間味を経由してからの到着だし、帰りは阿嘉島から出航だし、時間が短い分、割が合わない。それに座間味より山がちだし。(渡嘉敷に比べれば軽いもんだが・・・)

と、座間味島の南端に位置する安室島!!しまったぁ〜!ここは、打ち上げ多い浜があったんだったぁ〜。フィンやマスクを持ってきてないから行けないっ!!がぁ〜ん。にわかに決めるとこういうオチもある・・・う〜む・・・。

港に着くと、こちらも渡嘉敷港よろしく、豪勢なトランジットをもうけている。こんなもんいらんし・・・。

雨はまだぱらついてはいたが、散策には支障なし。山はここ数日の暖かさの為にか、うりずんしていて、非常に綺麗。渡嘉敷のような集落間の乗り合いバスのようなものは見えなかったので、てくてくと散策しながら目指す、チシ岬へ。渡嘉敷北端、すなわち、渡嘉敷島の長崎と海峡を造っている、いかにも漂着物が寄りそうな浜のある場所である。

しかし、そこへ行くのはなかなかどうして、大変なんだな、これが。

安佐集落へ到着。前回、オウムガイを拾った湾は、立派な港に変身しており、浜は緑の藻に覆われ、とても歩く気になれず。やや東側から湾内に広がる浜を歩き始めた。

足跡もなく、期待できないこともないが、湾内だけあって、あまり漂着物が寄っていない。 結局、さんざ歩いて、な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んもなし。

座間味はハブがいない島なので(俺はいるとふんでいるが・・・)、チシへ向かうと思われるうっそうとした獣みちをひょいひょいと早歩きで踏破。ようやく見慣れた山道に出た。 ここから数十メートル歩けば慶良間海峡が広がる!!

自動車が・先客がっ!!!

釣り人ならよいのだが・・・・見回したが、だ〜れもおらず。しかし、足跡が無い方向があったので、心浮き浮きである。が・・・浮き浮きにあわせたか、瓶玉浮き1個のみ・・・。とりあえず、記念写真を撮影した。






座間味・チシより慶良間海峡を望む:
いつもは儀志布島やアリガーからこちらを見ているが、今日は逆





ぐるりと慶良間 「な〜に、この浜の奥にごみが溜まっているではないか」
と、オウムガイの火焔模様が見えるのを期待・・・するも、な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んもなし。
「ええい、なんのなんの、これから!チシは南端がすごいのぢゃぁ!」
と言い聞かせて南下。な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んもなし。

悲観にくれながら、曇天の慶良間海峡を望みつつ、持ってきたビールをぐびりとしたのであった。

先程停めてあった車の持ち主と思われる一家族が、足元を明らかに探索しながら歩いている。やられた・・・。

せっかく処女と思って結婚したらあばずれだった旦那のような気持ちでうなだれつつも、
「なになに、にわか磯乞食に乞食の真髄が判ってたまるものか〜!たまるものか〜!・まるものかぁ〜・・かぁ〜・・・かぁ〜・・・・」






黄昏:


天気悪〜っ! 帰路に着く。結局、あったのは瓶玉1個だけ・・・。あ〜あ。

浜は何も無かったので、アップダウンあるが山道を歩く事にした。途中、野いちごが咲いていたので、
「おお〜!もしや、おいしいイチゴちゃんが・・・」
と見回してみるが、花のみ。そうだよなぁ〜、だいたい、イチゴを食べた記憶あるのはうりずん真っ只中だったよなぁ。まだ1月やし・・・。
当然ながら、前回、飽きるほど食べたヤマモモも3月末。な〜んにもなぁい、なんにもなぁ〜い、まぁ〜ったく何にもない。







かわいい木の実:
実なのか花なのか?渡嘉敷でも見つけていたかわいいこの植物をたくさん身に纏った樹を発見


眼下に広がる慶良間海峡と、先程歩いていた浜が見える。
山が開けると、北側の海が見えてくる。ここにはロッククライミング的に降りられる浜があるのだ。約30mくらいあろうか?前回はおっかなびっくりだったが、今回はロープが設置されているではないか。これは降りずにいられまい。と、一気に降下した。







断崖をいざ降りん:






ぐるりと慶良間 しかし、上から見ると、たくさんの打ち上げにワクワクなのだったが、 いかんせん、ゴロタ石の浜。プラスティック浮きや、発泡スチロールが山積みなだけ・・・。
皮肉にもこれだけ北に面した海が、ベタベタ。これだったら冬辺戸でダイビング出来たなぁ。はぁ〜・・・。

ロープ片手に斜面を登る・・・ふぁいとぉ〜いっぱぁ〜っつ!と言いながらも何の収穫も無かったので覇気がない。それでも一気に登りきり、北の海を見ながら休憩した。鯨はいるのであろうが、な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んも見えず。

なんとか安佐の集落に到着。例のこんな俺が犯罪者扱いされた、
「座間味島OL殺人遺棄事件」
の舞台となった浜へ。
が、潮が満ち始めていて、行けず。手前の浜は思いっきり足跡だらけなので、無駄足となった。

こうなったら船までの時間、古座間味ビーチで微小貝を探すべ・・・。

安佐から古座間味まで以前は簡単に行けたと思ったが、意外に遠く、しかも、満ちてきているため、久しぶりのロッククライミングの連続に、

「このまま、海に落ちて、携帯MD,デジカメが・・・」
などとネガティブ思考の花が咲く。しかし、そこはそれ、越島隊隊長たるもの、そうは問屋が卸さないってもんで、なんとか古座間味に到達!3時半。余裕のよっちゃんイカで、浜を歩く。が・・・・異常に沢山の珊瑚片が打ち上げられていて、前回の潮線に沿って微小貝が沢山・・・という状態ではないのだった。

ようやく古座間味南側でそういう状態の浜になったが、たいしたものは拾えなかった。

まだ3時50分。これからUターンして山道を戻るより、たしか浜伝いに歩けば・・・。

目の前の安室島の長い浜に後ろ髪をひかれつつ、浜を急ぐ!

んが、岩場で悪戦苦闘!潮が満ちてきているせいで、手間取る手間取る。ようやく、港まで続く浜へ到着したのは16時15分・・・。間に合わん・・・。あせりつつもとにかく走る走る。息をぜいぜいしながら港にたどり着くと、幸い、軽トラのおっちゃんとはちあわせ。

「すいません、クイーンざまみに遅れてしまうんで!!」

と、無理やり乗せていただいた。

「今の時期、客がいないと、早めに出航するから間に合うかね〜」
と言われつつ、港を周る。まだ出航していない。が、まさに出航しようとしている。おっちゃんが警笛をならしてくれた。すでにタラップはあげられ、船は離岸。まさに、銀河鉄道999に出発間際に飛び乗る鉄郎さながら(レディーのエスコート役としてただで乗せてもらっているにもかかわらず、更に、旅慣れていない旅行者ですら危ないから行かないでおこうと思う所へ平気で出かけていって、トラブルに巻き込まれてメーテルに迷惑かけ、最終的にこのような状態に陥る不届きな野郎)だったが、飛び移ろうとすると、係に制止されてしまった。約1m離岸後、再び接岸。なんとか乗れたぁ〜。くわばらくわばら・・・。

久しぶりの座間味島もおみやは瓶玉1個・・・。あ〜あ。


今回の収穫:





今回の磯乞食収穫
徘徊範囲安佐より東〜チシ〜安佐より西〜古座間味 
発見物瓶玉1個
収穫瓶玉1個










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