(04'12/19:渡嘉敷島:第83次渡嘉敷島越島隊)
約1年ぶり! 海中散策を含めた由緒正しき渡嘉敷島越島隊;
12月18日、仕事場の忘年会があった。私のプラズマテレビにとってもお似合いなホームシアタースピーカーセットや、ちょっとした旅行に最適な8万円の旅行券等、実に私にふさわしいX'masプレゼント抽選があった・・・・が、私の前でよそさまにもらわれていい〜ちゃ〜った〜。 当然、2次会とかもあるのだが、お酒は十二分に飲んで、ゲロゲロ寸前、さっさと帰っておねんねしたのだった。 目が覚めると3時半。 いつもなら寝入った頃。まだ起きるには早いなぁ〜。でも、ココで眠ると
「や、やばい!まにあわん!」 って、事になりかねない。幸い、眼が冴えていたので、そのままDVD編集したりして時を過ごした。
7時半に仕事場へ出向いた後、8時20分に泊へ。港に駐車出来る所が無いので、新都心の複合施設の駐車場に愛車を停めていたのだったが、前回、
「ここに長い事停めてんじゃね〜よ。今度停めてみやがれ。レッカーするで!」
との、おどしが貼り付けられていたので、まだまだ空き地がある新都心、まだ停める場所はあるば〜よ!と、もっと港に近い空き地へ停めたのだった。
時間の余裕は十分で、「マリンライナー」に乗り込んだ。ちょいと一休みしている内に渡嘉敷島へ到着。
安波連を見下ろしながら一休み。生憎の曇天ですがすがしさには欠けるが、鏡のように穏やかな慶良間海峡が美しい事に変わりはないのだった。 ロングビーチに到着。前回来た時と殆ど変わらない打ち上げにガッカリしながら、しゃあないので、波打ち際周囲を中心に探す。昨日は、私のPCが突然、機動しなくなり、仕事関連の大事な情報を年末にむけ、バックアップしようと思っていた矢先であり、その1週前には愛車のパンク。ここのところ、というか、いつもの様についていないので、今回もダメダメモードであった。故に前回の期待のわりに貝関係は皆無であった現実を思い浮かべて鬱っぽく、さらに曇天が追い打ちをかけていたのだった。
といった気分でロングビーチへ入ったとたん、波打ち際に??? 一見、チドリダカラだが。そこはそれ、磯乞食大魔王を自負する俺様のまなこが見逃す事はなかったのであった。約8年ぶり、2個目のフイリチドリダカラだ!!しかも、前回、座間味島で見つけたものより一回り大きく、更に殻に剥げのない、艶々の逸品であった。 座間味にあって渡嘉敷にない事に不満があった俺にとっては、久しぶりの越島隊での大収穫であった。下手にポケットに突っ込んで紛失する恐れが俺には十二分にあったので、漂流ゴミの中からガチャガチャのケースを見つけた為、それに入れて一安心。これで来た貝、もとい、来た甲斐があったというものだ。 勢いに乗って・・・と、行きたいところだが、過去、80,81次の越島隊磯乞食では最初にルリガイを見つけて(おまけにいずれも壊れてしまった)その後は何も無し、という事があったので油断は禁物。 前回のシロクマやジュレックは同じ場所により色褪せて佇んでいた。まず、浜の上側にお宝は無いと考えてよい。これは波打ち際が勝負。 ロングビーチを中間くらいまで歩いたその時、私のまなこが新たな獲物を見つけたのだった。おおっ!と思ったが反面、ちょっぴりガッカリでもあった。 日本における漂流物のメジャー、とても自然が創ったと思えない程のプラスティック感。 そう、アオイガイであった。「八重山の漂流物」のHPでも、破損モノを一つ、そして、渡嘉敷島でも台風の時にお世話になった方の家に完全体があったので、沖縄でもいずれは見つけるとは思っていたが、沖縄に来て約10年にして発見である。ただ、アオイガイは博多は海の中道でたくさん拾った経験があり、
「今さら」
といった感じが否めないのだった。どうせならタコブネやオウムガイだったら良かったのに・・・。
とはいえ貴重な資料。殻に2カ所穴があり完全体ではなかったが、大事に手に持ち帰るのであった。
「いやぁ〜、アリガーなんて、サンゴがほとんど死んじゃってるよ。水深20mでもだよ〜。」
と、コーヒー屋のマスターが嘆いたのだった。 私も1昨年、かなり深いあたりのサンゴが白化現象の影響を受けており、7〜8年前の白化現象でも大丈夫だったケラマの珊瑚礁が大打撃を受けているのを感じ取っていたのだった。が、昨年、浜松から一時帰郷した際に潜った時は影響はあったのは事実であったが、それでもなんとか持ち直しそうな海中であった。 アリガーはまだどちらかというと、慶良間海峡の内湾、流れの強いホリデービーチ沖なら まだまだ大丈夫・・・と思いつつ不安が募っていった。
この眼で確かめなければ・・・昨年以来、渡嘉敷には越島隊へ来てはいるが、野営はもちろん、海中探索すらしない、日帰り越島隊ばかりで年を越そうとしていた。これはいけない、越島隊たるもの、一番の醍醐味は渡嘉敷の海中にあり!!
波は高かったが、タンクも担いでいないし問題ない。問題なのはせっかくシュノーケリングセットを持ってきたのに、水中カメラを忘れて来てしまった事だ。 エントリーすると、早速、海神からの歓迎を受け白波に揉まれたのであった。曇天もあってか海中が暗い・・・。と、いきなりアオウミガメが水深10mくらいのところで海草をかじっているのを見つけた。食べるのに必死になっていて、水面で眺めている俺に全く気付いていなかった。
潜行して近くで眺めていると、ふと眼が会い、びっくりした亀さんは猛ダッシュで沖へ消えていった。カメラがあったら・・・。
続いて、テングハギモドキの群とともにお久しぶりのマダラトビエイが歓迎してくれた。 目前をゆっくり、しかも大きなコバンザメをたずさえ滑空する様はとても美しい。 カメラを持っていないので追いかけるつもりは更々なかったが、取り敢えず潜行。近くで見ると更に美しきかな。
愕然とした。海中が暗いとはいえ、沖縄へ来た10数年前の渡嘉敷の美しい世界が・・・!予想できたとはいえ、これほどとは思っていなかった・・・・。まさに沖縄本島と同じ状態、与那、宜名真の二の舞であった。8〜9割方のサンゴがガレキと化して藻に覆われていた・・・。魚影も少なかった。期待のイーグルレイ・キャッスルこそ、保たれていたが、それでも5割はサンゴが死んでいる。砂地を挟んだ向かいの美しいサンゴ群落は見る影もなく、あれだけ戯れていたデバスズメの群やオヤビッチャの群は何処へ行ってしまったのだろう。 キャッスルで再びマダラトビエイに出会えたが、もはやこの暗い海に長居する気が起きず、ホリデービーチへ上陸する事にした。波が高いのと、運動不足から、なかなか岸へ近づけない。流石に流れのある、波当たりの激しいあたりのサンゴはかろうじて生き残っていたが、あとはやはりガレ地であった。たぬきさんたち(チョウハン)は相変わらず沢山いて懐かしかったが、クマノミ城は完全に無くなって岩がむき出しであった。
これまたホワイトチップリーフシャークがお出迎え。小さいので俺を見るなり、直ぐにU ターンして何処ぞに消えてしまった。
波に揉まれてなんとか上陸。久しぶりのホリデービーチである。当然ながら足跡は山羊ばかり。期待に胸膨らむ。
一通り歩いたが、オウムガイ見あたらず。ロングビーチ同様、アダンの繁みの奥に漂着物は入り込んでおり、俺もまたハブに気をつけつつ入り込んだ。そこで、コカコーラのシロクマを次々に見つけるのだった。まずは、なかなか見あたらなかった「柔道」バージョン。少し色褪せてはいたが、それ程汚れてはいない。そして、「サッカー」「バスケ」「聖火」「ウエイトリフティング」が木陰にあったおかげで色褪せぬままに転がっていたのであった。しかも、必ずといっていいほど擦り切れていたタグが残っているものが2個あり、CHINAの文字が。やはり中国製だった・・・が、単なる中国製というのではなく、その他の文字はラテン語(?)なのであった。つまり、中国で創られ、南アメリカ諸国に輸出されていた途中、秋口の台風で沈没したか荷崩れしたかで沖縄諸島に流れ着いたと考えられた。更に、よく見つける「ウエイトリフティング」が2個も透明のビニール袋に包まれたままで発見された。それにも恐らくラテン語で何やら書かれていた。大事な資料だ。
瓶玉2個見つけたが、結局、シロクマばかりの収穫となった。何度も往復し、漂流物が山のように積み重なった、コレを掘り進んだらオウムガイが・・・と思ったが、残念ながらあっという間の2時15分。帰らないとヤバイ。しかも、さらに波が高まっており、危険と察した。丁度見つけたプラスティック製の網かごにシロクマを入れて口をこれまた漂流物の紐で縛って海へ。流れが引き潮で南へ向かっており、余裕で流されて下って行った。
「楽勝楽勝。3時にはロングに着ける。」
と思っていたが、滝北側の浜へ上陸しようとすると、大波と引き潮の影響でなかなか砂浜へたどり着けない。浜沖へついて浜ヘ向かうと、いきなり北へ向かう流れが生じて白波ブチ当たる岩場に向かってしまう。水面ではらちがあかないので、潜行して岩を掴みながら南へ向かう。が、反流とうち寄せる波が強く、必死こいても元に戻されてしまうのだった。 運動不足で足甲の筋肉が痛い。こんな浅い場所で路頭に迷いそうになるのは初めてだ。 既にここで10分格闘していたので、諦めて改めて沖へ。沖で南へ十分に下り、岸へ向かう。が、やはり、北へ流され始め、必死に浅瀬を浜方向へ。なんとか立ち上がれそうだったので立ち上がると、いきなり白波に揉まれた。ダイビングほど無重力におかれていなかったので、ちゃんと立ちあがなえた。いやはや、干潮時の流れは非常に強く、こりゃぁ運動不足でなくとも、流されるわ・・・と思いつつ、次の波に揉まれぬように浜へ上陸。 ここらの浜は期待外れが多く、期待していなかったが、案の定であった。滝はここのところまとまった雨が降っていなかったので枯れていて、とても体を洗える状態ではなかった。 波に揉まれてなかなか移動に手こずったが、なんとかロングビーチへ到着。すぐに着替えて帰路へ。もう、3時20分。ヤバイ!
登山口到着3時35分。塩まみれは嫌なので、谷川へ走るも、水はなし。あっちゃ〜。
はぁはぁ、ぜいぜい・・・運動不足が体にしみたが、そうは言っておられず、15分かけて山を登り切った。休憩は1回。過去の俺は余裕だったのに・・・。
安波連へ辿り着いたのは4時15分。出航は5時。もう、船の迎えに車は出はからっていると思われ、ここから渡嘉敷港まで約5km、あと45分なら何とかなる。明日は仕事だし、乗り遅れる訳にはいかない。ここで、のほほんと車が来るのを待つより行動だ!
「ええい!ままよ!」
と山を黙々と登って行った。
「恐らく、坂を登りきったあたりで乗せてくれそうな車に遭遇するのが常だよな〜。」
と、思った通り、山を8割方登った4時25分、通りがかりの車が乗せてくれたのだった。どうせならもっと早くつかまえて欲しかったが・・・ま、こんなもんだ。
約10年80回に及ぶ渡嘉敷島越島隊も貴重な海が壊滅した今、途方に暮れている状態である。おそらくは慶良間海峡はもっとひどい事になっているだろう。最後に残る聖域、越島隊の原点、儀志布島へ・・・・いつか確かめに行こう。 出来れば、あの美しき自津留のサンゴが傷一つ無く残っていて欲しい・・・。
疲れた為か、久しぶりに船酔いしてしまったが、新都心の空き地でポツンと待ってくれていたコペンちゃんにホッとした。
貴重な打ち上げ
まずは何と言っても「フイリチドリダカラ」。しかも美品!稀産だけに非常に貴重! そして、沖縄にしては初のアオイガイ。
コーラのシロクマ
初の柔道を発見!その他 サッカー4個、バーベル5個、バスケ5個、聖火3個の計18個。うち、綺麗なのを数個持って帰りました。しかも、タグが擦り切れていないモノや、ビニール袋に包まれていたものまで発見。確かに中国製ではあったが、輸出先はラテン諸国のようだ。
この前から気になっていたので とうとう先生にお尋ねしました。
{警告: 窒息の危険、あなたの範囲の外のこの株式市場が飲むMIANTENER、およびNINOSを避けてください。 それは揺りかご、COGNEOが囲いに入れるベッドで使用される必要はなく て、この株式市場はおもちゃではありません。}
上はスペイン語から英語、英語から日本語に自動翻訳させた結果です。オカネを必要としない翻訳サービスはこの程度でしょう。 株式市場と訳されたのが、問題のブツですね。
{おもちゃではありません。飲み込むと窒息の危険がありますから、赤ちゃんや幼児の手が届く場所におかないでください}という意味です。 英語なら完璧な先生ですがスペイン語は断片しか分からないという事で翻訳サイトで調べてくださいました。
以上、Tiaraさんよりご返事を頂きました。ご協力どうもありがとうございました。また翻訳をしていただいたMyMy先生、どうもありがとうございました。しっかし、この人形がおもちゃでないとしたら、この人形のお腹の中にもしかしたら「麻○」が隠されているのか?スペイン語を使う南米諸国。メキシコ・コロンビア・エクアドル・・・う〜〜〜〜〜む、あやしい、あやしい。
瓶玉
いずれの瓶玉もアダンの繁みの奥に佇んでいた。あれだけよく見た大玉はここ最近は見つからず。
今日の磯乞食収穫:
瓶玉2個・コカコーラのシロクマのぬいぐるみ・アオイガイ(破損有り)・フイリチドリダカラ(美)
今回の磯乞食収穫
徘徊範囲
渡嘉敷島:ロングビーチ・ホリデーリーフ・ビーチ
発見物
コカコーラのシロクマ・アオウミガメ×1 マダラトビエイ× 2
ホワイトチップリーフシャーク×1・チョウハンの群・カスミアジ×2
収穫
瓶玉2個・コカコーラのシロクマのぬいぐるみ
アオイガイ(破損有り)・フイリチドリダカラ(美)
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